第8話 着々と対米戦準備
さて、憩いのひと時は終わり。畑大将以下の第3軍がクラサオに向けてクワジャリンを出発。
6月2日:第56旅団が歩兵 '36に改良。
6月2日:近衛師団が歩兵 '36に改良。
歩兵 '18と比べて、物資の消費量は0.1増加するが、対人攻撃力は5→10へと倍増、防御力(13→15)と耐久力(10→12)も上昇する。
パナマ運河を通過する輸送艦隊。クラサオ島への先遣隊が乗船している。
6月5日:第30歩兵軍団がクラサオで上陸を完了。
6月5日:第31歩兵軍団がクラサオで上陸を完了。
6月5日:第32歩兵軍団がクラサオで上陸を完了。
6月5日:第33歩兵軍団がクラサオで上陸を完了。
第3軍の先遣隊がクラサオ島に到着。物資を揚陸。
6月8日:1 海軍基地の配置準備完了。
おそらく、内地で製造した基地のパーツをクラサオまで輸送し、現地で組み立てたのだろう。いわゆるモジュール工法?
6月9日:1 航空基地の配置準備完了。
海軍基地と同様に航空基地も設営。
これで、対米戦の前線基地となる最低限の設備は整った。
6月12日:第1歩兵師団 付属部隊が第一次世界大戦期型重砲に改良。
中砲に比べ、対人攻撃力は上昇(3→4)するが、移動速度が低下(-1→-2)するのが痛い。その名のとおり“重”いんだね。
6月20日:スウェーデンで “夏政府” が発生。
Hoi2Wikiより
「1936年、スウェーデン農民中道党『ボンダーフォーブンデット』が夏の間、単独でスウェーデンを統治することになった。これは農民中道党が強力に支援した社会民主党からの政治的見返りであり、今後も協力関係を継続すれば、政治的に優位に立てることを約束するものでもあった」
7月4日:仁科芳雄が「原爆開発研究所」を開発。
日本の核物理学の泰斗・仁科芳雄博士 登場。陸軍の要請を受けて、原子爆弾開発の極秘研究(ニ号研究)を推進した人物である。広島への原爆投下後、上空の飛行機から一見して「これは核爆弾だ」と断言したらしい。
7月17日。
7月17日:シーベイサンマは中国(国民党)の側に立ってユンナンに宣戦を布告。
史実では、雲南軍閥の指導者・龍雲が蒋介石と対立して雲南省から追放されたのは日中戦争後。この世界の蒋介石は、危機に対する動物的嗅覚が史実以上に優れているのか、はたまた単に気が早いのか、広西軍閥に対する討伐戦に続いて、雲南軍閥にも攻撃の矛先を向けた。
7月18日。
ほぼ史実どおりの期日でスペイン内戦が勃発。急進化する共和派に対し、国粋派が植民地モロッコで武装蜂起。カナリア諸島に左遷されていたフランコ将軍がこれに呼応し、さらに赤色テロの脅威にさらされていたカトリック教会・地主・資本家・軍部などの右派勢力が反乱を支持したことによって、スペイン全土を巻き込む内戦へと発展した…というのが史実の流れ。
この世界では、国粋派のトップはミゲル・カバネリャス・フェレル、ナンバー2の政府首班はフィデル・ダビラ・アロンドで、フランコ将軍は陸軍総司令官に格下げ。しかも、史実のように前線で兵を率いているわけではなく、国粋派の拠点ブルゴスで指揮に専念している模様。
7月21日。
岡村情報相
「ホセ・サンフルホ将軍は、治安警備隊司令官で国粋派の重鎮です。ぶっちゃけフランコ将軍のライバルで、首班に予定されるほどの実力者でしたが、どうやら飛行機事故で死亡した模様です。
また、スペイン内戦に対する各国の対応ですが、連合国:中立、枢軸国:国粋派支援、共産国:共和派支援、という状況です」
7月22日。
7月22日:シーベイサンマは中国(国民党)の側に立ってシンチヤンに宣戦を布告。
広西軍閥および雲南軍閥への宣戦で大陸を混乱に陥れている国民党&蒋介石に対し、“新疆(シンチヤン)王”盛世才が噛みついた。
もともと、ソ連の影響のもと、国民政府の支配下から脱して独立国建国を画策していた男。国民党軍が南西部で広西・雲南の両軍閥と戦っている間に、北西部で勢力を伸ばしておこうという肚だろう。
7月24日:第1軽爆撃飛行団が川崎 キ-48 99式双軽一型に改良。
急降下爆撃を主任務とする陸軍の傑作軽爆撃機。4式重爆登場までは、99式双軽二型とともにその軽快な飛行性能を武器として戦術支援任務で大活躍した。
7月25日:中島飛行機が「ロケット試験研究施設」を開発。
書いてあるとおり、ロケット試験場の建設が可能になった。いつものように福島に建設予定。
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コメント
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投稿: FergusonJody | 2012年7月 7日 (土) 17時27分