第24話 カリフォルニア共和国独立
8月1日時点、占領状況。
8月1日:我が軍がシアトルで敵軍と交戦。
シアトル上陸戦の図。
マーティン少将率いる第18カスター師団。1918年式の守備隊というのもさることながら、目をひくのは「物資の欠乏:-20.00」。いよいよ米国民も、戦時中の日本に匹敵する耐乏状況を強いられているということか。
8月3日:第25歩兵軍団がシアトルで上陸を完了。
8月3日:第35歩兵軍団がシアトルで上陸を完了。
8月4日:第12歩兵軍団がシアトルで上陸を完了。
8月4日:第1騎兵軍団がスポーケンに到着。
8月4日:第1軍司令部がインペリアルヴァレーに到着。
8月4日:第1工兵軍団がインペリアルヴァレーに到着。
8月6日:第2騎兵軍団がユージーンに到着。
8月7日:第34歩兵軍団がソルトレイクシティに到着。
8月7日:第31歩兵軍団がソルトレイクシティに到着。
8月7日:第3軍司令部がソルトレイクシティに到着。
WikiPediaより
ソルトレイクシティ…「1847年に東部からやってきたモルモン開拓者がグレートソルト湖の南東に拠点を置いたのが今のソルトレイクシティであり、周辺は山岳や荒野、塩湖に囲まれた苛酷な環境の町であったため、旅の休息地として駅馬車や大陸横断鉄道の要所として発展した」
2000年現在の人口は約18万人で、西部高原地域の経済・文化の中心地。2002年には冬季オリンピックが開催されましたな。
8月10日:第3騎兵軍団がブルー山脈に到着。
8月10日。
8月11日:中島飛行機が「基本型戦略爆撃機」を開発。
「深山」…日本海軍が開発した初の4発陸上攻撃機である。陸上攻撃機とは、雷撃が可能な爆撃機に対する日本海軍の呼称なのだが、そもそも雷撃って魚雷を使った艦船に対する攻撃だから“陸上攻撃”じゃないんだけどね。
それはともかく、「深山」は期待通りの性能を発揮することができず、結局は魚雷運搬用輸送機として使用されたらしい。そんな飛行機が開発されたといっても、あまり嬉しくない。
8月11日:我が軍の艦隊がメンデルスゾーン海山で敵艦隊と交戦。
【日本軍】第2艦隊(山本中将)
戦艦「扶桑」「山城」「日向」(クラスⅡ)
軽巡「川内」「神通」「大井」(クラスⅡ)
【米軍】第24艦隊(ヒューイット中将)
軽巡「ローリー」(クラスⅡ)
第13駆逐隊
8月11日:我が国がメンデルスゾーン海山における海戦でアメリカ合衆国に勝利。撃沈された船は次のとおり。アメリカ合衆国 - 第13駆逐隊(駆逐)
8月12日:第2騎兵軍団がポートランドに到着。
8月12日:第2軍司令部がポカテロに到着。
8月15日:第14歩兵軍団がモハーヴェ砂漠に到着。
8月15日:第15歩兵軍団がモハーヴェ砂漠に到着。
8月15日:第13歩兵軍団がラスヴェガスに到着。
ラスヴェガス…世界的に有名なカジノの街。1931年にネバダ州では賭博が合法化され、さらにルーズベルト大統領のニューディール政策に基づいて、近郊にフーバーダムが建設されることになったため、大量に流入した労働者の落とす金で街は大きく発展した。
8月19日:第1騎兵軍団がジュノーで上陸を完了。
現在の米国の臨時首都はネバダ州のリノ。今ではラスベガスに次ぐギャンブルの街です。
8月20日:第35歩兵軍団がタコマに到着。
8月22日:中国(国民党)のスパイが日本に潜入。日本と中国(国民党)の関係が外交問題の発生により悪化しました。
8月22日:国内でアメリカ合衆国のスパイを発見して暗殺。
8月22日:国内で中国(国民党)のスパイを発見して暗殺。
8月22日:第36歩兵軍団がシエラネヴァダ山脈に到着。
8月22日:第26歩兵軍団がシエラネヴァダ山脈に到着。
8月24日:第34歩兵軍団がリノに到着。
8月24日:第31歩兵軍団がリノに到着。
8月24日:第3軍司令部がリノに到着。
8月24日:第16歩兵軍団がアッツ島で上陸を完了。
8月24日:第17歩兵軍団がアッツ島で上陸を完了。
太平洋戦争の日米激戦地だが、このたびは日本軍が無血占領。曇りや雨や濃霧の日が多く、晴天がおがめるのは年に10日以下という、とんでもない地域。
8月25日:第3騎兵軍団がフッド山に到着。
8月26日:第2騎兵軍団がクラマスフォールズに到着。
9月3日:ノルウェーで “大臣の逝去” が発生。
Hoi2DataWikiによると「ヤコブ・フォン・デル・リッペ」という人物。詳細は不明。
9月5日:国内でフランスのスパイを発見して暗殺。
9月5日:国内で中国(国民党)のスパイを発見して暗殺。
いよいよ米本土(アラスカ州除く)最後のプロヴィンス・リッチランド攻略を目指し、飯田中将率いる第3騎兵軍団がコロンビア川に沿って東進開始。
で、4日後に…
9月10日:第3騎兵軍団がリッチランドに到着。
同日。
こちらは、1846年以来91年ぶりの復活。“第1次”カリフォルニア共和国はわずか1ヶ月しか地球上に存在しなかったわけだが、第2次共和国には末永い繁栄を期待しよう。
国家元首のフランク・フィンレイ・メリアムは1930年代初頭のカリフォルニア州知事、政府首班のカルバート・レヴィ・オルソンは1940年代初頭の同じくカリフォルニア州知事。業績については不明。
最近、この「…については不明」という台詞が妙に多いような気がしますな。
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コメント
確か、「陸上で運用する攻撃機」という意味だったかと・・・
投稿: なつか | 2015年7月22日 (水) 19時04分