第28話 進展する技術開発
3月11日:アルゼンチンで “突然の政府交代” が発生。
●政変前
●政変後
6年前(1932年)の不正選挙で勝利したアグスティン・P・フスト大統領に代わって、ロベルト・M・オルティスが大統領に就任。
えーと、昨年9月12日の開戦以来、初めて国共内戦で動きあり。八路軍(と言っていいだろう)がクーユエン(固原)を占領。
5月4日:山下奉文が「戦場阻止ドクトリン」を開発。
戦術爆撃を多用する我が軍としては重要な成果。空挺強襲も可能になるし。
5月6日:高木貞治が「基本型暗号解読機」を開発。
5月13日:呉海軍工廠が「改良型空母」を開発。
帝国海軍の最殊勲空母「翔鶴」型の建造が可能に。さらに空母艦載機が一新され、零戦21型が製造できるようになったもの嬉しい。「ゼロファイター」の名を世界に轟かせた傑作機ですから。さっそく「翔鶴」「瑞鶴」の建造にも着手する。
5月13日:スペイン(国粋派)で “大臣の逝去” が発生。
ラモン・フランコ・バーモンデという人物。有名な独裁者フランコ将軍(フランシスコ・フランコ・イ・バーモンデ)と名前が似ているが、違う人のようだ。フランコ将軍は1975年まで存命していましたから。
5月30日:日野自動車が「基本型野砲」を開発。
「漸進射撃」って、関ヶ原合戦で佐々成政軍団が行った戦術。鉄砲隊を横隊に組織し、射撃した列を追い越して射撃準備を完了した次列が前進する。追い越された射撃済みの列はその場で再装填を行い、追い越しを繰り返すというもの。
5月30日:我が国は中国(国民党)の研究チーム'長安'の研究を遅らせることに成功。我々の計画が相手国に察知されました。これは外交関係に影響を及ぼすでしょう。
6月14日:1 陸上要塞がエレンホトで完成。
6月14日:1 陸上要塞がタンシャンで完成。
陸上要塞の強度が2になった。ドイツ・フランス国境のマジノ線が強度10だから、まだまだ十分とは言えないが…まあ、国民党相手だから良しとするか。
6月22日:我が国は中国(国民党)の研究チーム'黄浦軍事大学'の研究を遅らせることに成功。我々の計画が相手国に察知されました。これは外交関係に影響を及ぼすでしょう。
黄浦軍事大学の歴代校長の一人が蒋介石。確か、同じ時期に周恩来も教官だったような気が。
7月14日:東京工廠が「初期型海兵師団」を開発。
島国の宿命として、他国への侵攻を企てたら上陸戦は避けられんよな…。
7月17日:我が国に “張鼓峰事件(ハサン湖事件)” が発生した。
7月17日:ソ連で “ハサン湖事件(張鼓峰事件)” が発生。
選択の余地はない。大粛清の影響は極東にまで及んでいるだろうから、ソ連軍の戦意の低さは必然。仕方ない。
7月18日:畑俊六が「兵站攻撃ドクトリン」を開発。
いろいろ書かれてあるが、要するに戦術爆撃の効果が増すということ。同様に対艦攻撃の威力もUPするのが嬉しい。
7月22日:IJN 龍驤 付属部隊が零戦21型 / 99式艦爆 / 97式1号艦攻に改良。
7月22日:IJN 赤城 付属部隊が零戦21型 / 99式艦爆 / 97式1号艦攻に改良。
零戦21型が実戦配備! いや、めでたい。
7月30日:三菱飛行機が「機銃掃射ドクトリン」を開発。
もう、説明はいいでしょう。良いことづくめ。
8月16日:川崎重工が「生産管理」を開発。
テイラーが提唱した「科学的管理法」をさっそくわが国も導入したようだ。
9月1日。
●政変前
●政変後
史実では、ホセ・テハダ・ソルサノとヘルマン・ブッシュ・ベセラの間に、トロという軍出身の実力者が実権を握っていた期間がある。
そのトロは、これまた軍人あがりのヘルマン・ブッシュ・ベセラに地位を追われ、さらにブッシュは自らの政権で採択した新憲法を1939年4月に廃止して全体主義に移行。その4ヵ月後になんと死体で発見された。一応、自殺とされているようだ。
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