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2010年8月28日 (土)

大日本国正史 序章

さて、2ヶ月ぶりに帰ってまいりました「歴史改変家(ヒストリーチェンジャー)」の(GEN)2ですpaper

姉妹ブログ「太閤立志伝5 攻略史」「武士・毛利秀元」シリーズ完結を受け、満を持して新シリーズ「大日本国 正史」の連載を始めます。

「武士・毛利秀元」シリーズの結果、この世界での日本にもたらされたものは…

(1)首都が東京ではない
(2)科学技術水準が欧米と同等

細かいことを言えば、この他にもいろいろあると思われますが、現実世界と比べて特筆すべき…というか、特筆したい相違点としては、この二つ。(1)は「だからどうした」という感じもしますが…。

んで、とりわけ(2)のアドバンテージを前提に、またまた史実に殴り込みをかけ、自己満足的な歴史の構築を目指すと、こういうわけです。

次にプレイ方針。今回はこの文献を意識しつつプレイすることにしました。

真・大東亜戦争―World War 1 1915帝国陸海軍欧州ニ征ク (ワニ・ノベルズ)

詳細はAmazonの解説や読者レビューを参照していただくとして、ごく大雑把に言うと「日本が、アジアにおける植民地主義の解体を目指して、欧米列強に戦いを挑む」物語。

作品については毀誉褒貶あるようですが、ここでは「アジアの植民地解放」という大義名分をいただき、可能な範囲で戦いの推移も再現しつつ、対連合国戦を完遂していきたいと思います。

大まかには以下のような展開になろうかと…

★1936年前半:対オランダ(蘭印)戦争
★1936年後半:対中国(国民党)戦争

冒頭から「真・大東亜戦争」とはまったく異なる展開になりますが、連合国と戦争するにあたり、まずは資源を確保しておかないことにはどうにもならんということで、ゲーム開始直後に速攻で資源争奪戦争を行います。

★1939年9月~:アジア解放戦争

経験則からすると、おそらく史実どおりにドイツがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まるので、これに合わせて英仏に宣戦、仏印・マレー半島・シンガポールを攻めます。オーストラリアやニュージーランドの動きも気になりますが(これらの国は英連邦に所属しているため、自動的に戦争状態になる)、余裕があれば対処するということで…。

何とか2年間で、ビルマを経てインドまでの解放を成し遂げるつもりですが、問題は1941年末からの方針。

対米戦をするか否か

正直、迷っていますthink

一つには、欧州情勢はできるだけ現実に近づけた形で第二次大戦を落着させたいという意図があり、そのためには米軍を中心とする連合国軍が西欧解放を成す必要があるわけで(東欧はどうするんだという話もありますが、それはいずれまた…)、その場合は、対米戦をスルーしてカヤの外から第二次大戦を見物するのがベストでしょうけど…

問題は、ルーズベルトの度重なる挑発に自分が隠忍自重できるかどうかでして…どうも自信ないな。対米戦をやるのなら、彼我の国力差からいって1941~1942年あたりがタイムリミットだろうし。

まあ、米国とは激突する覚悟で布石を打っておこう。

★1943年あたり~

未定です。その時点での世界情勢に即して、可能な限り現実を再現するという大方針のもと、動くことになるでしょう。独ソ戦の状況によっては、満州からソ連領に侵攻することもあるでしょうし、日本軍主体でノルマンディー上陸作戦を敢行することになるかもしれません。

で、理想的には、史実どおり1945年で第二次大戦を終結させ、泰平の世を謳歌するという流れ。

はたして、もくろみどおりにコトが運ぶでしょうか。

1936(昭和11)年1月1日時点の“この世界での”日本の状況。

国号は「大日本帝国」改め「大日本国」。開明的な大坂(毛利)幕府による治世のおかげで、大坂時代(史実での江戸時代に相当)に近代民主主義の思想が西欧から流入したという設定であり、おそらく「天皇は君臨すれど統治せず」の体制ができ上がっていたのではないかと。そうすると、この時点で「帝国」の名を冠するのは…ちょっとねぇ。

1935(昭和10)年4月16日、外務省が外交文書上の国号を「大日本帝國」に統一することを決定したわけですが、それ以前は「大日本國」を含めてさまざまな呼称が使われていたというから、まあ特に問題はないでしょう。

前回の記事でも書いたように、首都は東京ではなく京都。1609年に徳川家は滅亡し、江戸幕府も成立しなかったという流れからすれば当然でしょうか。

もっとも、ハーツオブアイアンⅡでは京都という区割り(プロヴィンス)はありませんので、やむなく大阪が首都という扱いになりますが…。

Jpn0001

Jpn0185

その大阪と国際貿易港を抱える神戸と合わせて、三都物語…じゃない、近畿広域首都とでも称することにしましょうか。

次に政体や国際関係や内閣(?)の陣容。

Jpn0002

連合艦隊司令長官の山本五十六大将が空軍総司令官というのは、毎度のことながら妙な感じですが、史実では「空軍」という軍組織をもたなかった日本ですから、仕方ありますまい。海軍の中で「航空屋」と呼ばれていた山本大将を空軍のトップに据えたのは苦肉の策ですね。

次に研究開発。

科学技術の水準は欧米にキャッチアップしているという前提なので、ゲームのセーブデータに手を加えて、1936年時点の技術はすべて開発済みにさせてもらいました。

そのような技術の進歩もあいまって、史実では1959年に発見された満州の大慶油田が24年前の1935年に発見され、ゲーム開始の1936年から掘削が始まったことにします。というか、そのようにセーブデータを書き換えました。

最後に、生産。

Jpn0003

対中戦をにらんだ生産品目(?)です。砲兵旅団を付属した歩兵はともかく、航空基地というのは、中国奥地に航空基地というか飛行場が少ないための措置。特に南昌から重慶の間には、飛行場が皆無なので。

あ、そうそう。技術水準が史実に比べて高いということは、生産力もそれに比例しているはず…と勝手に解釈して、(セーブデータをいじって)国内の工場を増設しています。その結果、ICは初期状態では80いくつのところが124に。

その他、ゲームの設定とは全く関係ありませんが、「真・大東亜戦争」を参考にブリーフィングとして少々…。

1931(昭和6)年の満州事変の反省(政府の意向を無視して軍が独断専行したこと)をふまえて、大本営のもとに「最高戦争指導会議」を設置、軍の暴走に歯止めをかけると同時に、政治・軍事・経済・外交を統括させることとしました。

これによって、1936(昭和11)年時点では、軍に対する政治の優位がほぼ確立した形となり、強力な総力戦体制が築かれつつあります。

たとえば、軍産一体のインフラ整備(主要道路の舗装、幹線鉄道の高規格化、港湾設備の拡充など)や農業環境の改善(開墾、植林、用水路の拡充、満州における米国式大規模農業経営の導入など)。

さらに軍においては、陸海軍の保有する兵器を極力共有・共通化する方策が採られています。航空機でいえば、共通する資材・設備・製造工程で造られた同種の機体から、海軍仕様(計器がマイル法)と陸軍仕様(同じくメートル法)に造り分けるとか。

その結果、兵器の生産能力は大幅に向上しているはずで、これはゲーム内でも技術レベルをアップすることで実現させています。

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