第1回 真・大日本国正史
中止のやむなきに至った「大日本国正史」シリーズですが、前回の記事で予告したとおり「速攻で米国を併合して資源と工業力を手に入れ、圧倒的な武力でもって地球に恒久平和を実現」するべく、「真・大日本国正史」として連載を開始します。
ただ、記事作成に際して、従来のやり方では従来どおり途中で挫折してしまう可能性が高いので、今シリーズでは、メインストーリーに直接かかわりのない技術開発や諸外国の動向などは大胆にカットして、実際のプレイと記事掲載とのタイムラグをできるだけ少なくする方向で進めていきたいと思います。
シナリオは1936年1月1日スタート。
2・26事件に合わせてオランダに宣戦するため、満州に展開する陸軍部隊を内地に帰還させ、再編成を行います。多少、ソ連の動向が気になりますが、経験則から言って、この時期に極東有事はないでしょう。
対蘭戦争の目的は、南方資源の確保とカリブ海に浮かぶクラサオ(キュラソー)島の獲得です。
海軍は次のように再編成します。
第1艦隊
空母「赤城」「加賀」「蒼龍」
重巡「高雄」「愛宕」「鳥海」
軽巡「最上」「三隈」「北上」「木曾」「長良」「大井」
第2艦隊
戦艦「長門」「陸奥」「伊勢」「日向」
軽巡「夕張」「川内」「神通」「那珂」
第3艦隊
戦艦「扶桑」「山城」
軽巡「球磨」「多摩」
第4艦隊
巡戦「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」
軽巡「名取」「鬼怒」「由良」「五十鈴」
第5艦隊
重巡「妙高」「足柄」「那智」「羽黒」「摩耶」
第6艦隊
重巡「加古」「青葉」「衣笠」「古鷹」
軽巡「阿武隈」
第7艦隊
軽空「瑞鳳」
重巡「浅間」「出雲」
軽巡「龍田」「平戸」「矢矧」「天龍」
第1~第6艦隊は蘭印攻略支援に従事し、旧式艦の寄せ集めである第7艦隊は日本近海の哨戒にあたります。
当面、生産を急ぐのは…
対蘭戦は現有兵力で十分に事足りるので、これは対米戦をにらんだ措置。1936年時点では米陸軍は10個師団にも満たない兵力ですが、何と言ってもあの広い国土を制圧するには、こちらも数を揃えておかねばなりません。
あと、クラサオ島を拠点とするための「基地」や、太平洋を越える長大シーレーンを維持するための輸送船も。
1936年2月26日。
Hoi2DataWikiより
「1929年の世界恐慌以来、日本は未曾有の経済不況に陥っていた。とくに農村地帯における窮乏は筆舌に尽くしがたく、多くが農民出身の帝国陸軍の下級将校たちは現政権への不満を募らせていった。当時の陸軍内での派閥抗争(皇道派と統制派)もからんでクーデターの機運を高まらせていた皇道派の青年将校たちは、1936年2月26日、昭和維新・尊皇討奸をスローガンとして決起。帝都の重要拠点を制圧し、政府要人を多数殺害した。陸軍は当初このクーデターに同情的であったが、昭和天皇による断固とした鎮圧命令がくだされると、クーデター側は孤立、数日後には武装解除し、降伏した。以後帝国陸軍内では統制派による粛軍がおこなわれ、政党政治は崩壊の道を辿ることとなる」
…とありますが、ここではクーデターを成功させてしまいます。詳細な経過説明は省略。
1936年2月26日:我々は2・26事件において“彼らの要求を聞く”と選択した。
その結果は…
顔写真入り政府陣容です。
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