大日本帝国【1-1】

2009年5月22日 (金)

第25話 日米戦争 終結!

9月12日。

ハーツオブアイアン架空戦記

西安事件の際の口約束を反故にして、蒋介石が動いた。とはいえ、ゲームシステムにのっとって不戦条約を締結していたわけじゃないので、仕方がない。

これで中国国民党は、同盟国(勢力?)シーベイサンマ(西北三馬軍閥)とともに、共産党・シンチアン(新疆)・ユンナン(雲南軍閥)を敵として戦うことに。大陸は大混乱です。

9月20日:第12歩兵軍団がフェニックス島で上陸を完了。
9月20日:第12歩兵軍団がフェニックス島で上陸を完了。
9月20日:第12歩兵軍団がフェニックス島で上陸を完了。

米海軍最後の拠点・サモア攻略の布石です。

9月21日:ドイツで “大臣の逝去” が発生。

エーリヒ・ルーデンドルフ。ヒンデンブルグがヒトラーを首相に任命した際、「あなたは偉大な祖国を最悪な扇動者に渡してしまった。この男は我がドイツに不幸な災いをもたらすだろう」と激しく糾弾する手紙を送ったとか。

9月28日:第12歩兵軍団がサモアで上陸を完了。

9月28日:我が軍の艦隊がトンガ海溝北部で敵艦隊と交戦。

日本軍のサモア占領によって、拠点を失った米海軍の残存部隊が捨て身の突撃。

ハーツオブアイアン架空戦記

【日本軍】
第1艦隊(永野元帥)
・戦艦「長門」「陸奥」(クラスⅢ)「伊勢」(クラスⅡ)
・空母「赤城」「加賀」「龍驤」(クラスⅢ)
・軽巡「最上」「三隈」(クラスⅣ)「夕張」「北上」「長良」「木曽」(クラスⅡ)

【米軍】
コロンビア艦隊(C.R.アンダーソン少将)
・重巡「ヒューストン」(クラスⅡ)
・軽巡「トレントン」「ミルウォーキー」(クラスⅡ)

ハーツオブアイアン架空戦記

9月30日:択捉 ― ジュノー輸送船団(現在地は千島海溝南部)が輸送船3隻と護衛艦0隻を喪失。
10月1日:仙台 ― コロン輸送船団(現在地はマゼラン海山列)が輸送船1隻と護衛艦0隻を喪失。
10月1日:プエルトリコ ― 仙台輸送船団(現在地はグアテマラ海盆北部)が輸送船5隻と護衛艦0隻を喪失。

言うまい言うまいと思ってきたが、2日間で輸送船の被害が9隻というのは…。ひどい。

10月2日:我が軍が敵アメリカ合衆国軍艦隊の攻撃をライン諸島南部にて受ける。

ハーツオブアイアン架空戦記

【日本軍】
第1艦隊(永野元帥)
・戦艦「長門」「陸奥」(クラスⅢ)「伊勢」(クラスⅡ)
・空母「赤城」「加賀」「龍驤」(クラスⅢ)
・軽巡「最上」「三隈」(クラスⅣ)「夕張」「北上」「長良」「木曽」(クラスⅡ)
第2艦隊(山本中将)
・戦艦「扶桑」「山城」「日向」(クラスⅡ)
・軽巡「川内」「神通」「大井」(クラスⅡ)

【米軍】
第10艦隊(バーク大将)
・軽巡「オマハ」「シンシナティー」「ローリー」「デトロイト」(クラスⅡ)
・第17駆逐隊(クラスⅠ)
・第10潜水隊(クラスⅡ)
第12艦隊(ニミッツ中将)
・軽巡「リッチモンド」(クラスⅡ)
・第32駆逐隊
コロンビア艦隊(C.R.アンダーソン少将)
・軽巡「トレントン」「ミルウォーキー」(クラスⅡ)

参加艦艇数では今次戦争中最大の海戦となったわけだが、いささか迫力に欠ける米軍の陣容。しょせん、残存部隊だし、現在の米国の国力を考えるとやむを得んか。

ハーツオブアイアン架空戦記

米国海軍、ここに散る。

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2009年5月15日 (金)

第24話 カリフォルニア共和国独立

8月1日時点、占領状況。

ハーツオブアイアン架空戦記

8月1日:我が軍がシアトルで敵軍と交戦。

シアトル上陸戦の図。

ハーツオブアイアン架空戦記

マーティン少将率いる第18カスター師団。1918年式の守備隊というのもさることながら、目をひくのは「物資の欠乏:-20.00」。いよいよ米国民も、戦時中の日本に匹敵する耐乏状況を強いられているということか。

ハーツオブアイアン架空戦記

8月3日:第25歩兵軍団がシアトルで上陸を完了。
8月3日:第35歩兵軍団がシアトルで上陸を完了。
8月4日:第12歩兵軍団がシアトルで上陸を完了。
8月4日:第1騎兵軍団がスポーケンに到着。
8月4日:第1軍司令部がインペリアルヴァレーに到着。
8月4日:第1工兵軍団がインペリアルヴァレーに到着。
8月6日:第2騎兵軍団がユージーンに到着。
8月7日:第34歩兵軍団がソルトレイクシティに到着。
8月7日:第31歩兵軍団がソルトレイクシティに到着。
8月7日:第3軍司令部がソルトレイクシティに到着。

WikiPediaより
ソルトレイクシティ…「1847年に東部からやってきたモルモン開拓者がグレートソルト湖の南東に拠点を置いたのが今のソルトレイクシティであり、周辺は山岳や荒野、塩湖に囲まれた苛酷な環境の町であったため、旅の休息地として駅馬車や大陸横断鉄道の要所として発展した」

2000年現在の人口は約18万人で、西部高原地域の経済・文化の中心地。2002年には冬季オリンピックが開催されましたな。

8月10日:第3騎兵軍団がブルー山脈に到着。

8月10日。

ハーツオブアイアン架空戦記

8月11日:中島飛行機が「基本型戦略爆撃機」を開発。

ハーツオブアイアン架空戦記

「深山」…日本海軍が開発した初の4発陸上攻撃機である。陸上攻撃機とは、雷撃が可能な爆撃機に対する日本海軍の呼称なのだが、そもそも雷撃って魚雷を使った艦船に対する攻撃だから“陸上攻撃”じゃないんだけどね。

それはともかく、「深山」は期待通りの性能を発揮することができず、結局は魚雷運搬用輸送機として使用されたらしい。そんな飛行機が開発されたといっても、あまり嬉しくない。

8月11日:我が軍の艦隊がメンデルスゾーン海山で敵艦隊と交戦。

【日本軍】第2艦隊(山本中将)
戦艦「扶桑」「山城」「日向」(クラスⅡ)
軽巡「川内」「神通」「大井」(クラスⅡ)

【米軍】第24艦隊(ヒューイット中将)
軽巡「ローリー」(クラスⅡ)
第13駆逐隊

ハーツオブアイアン架空戦記

8月11日:我が国がメンデルスゾーン海山における海戦でアメリカ合衆国に勝利。撃沈された船は次のとおり。アメリカ合衆国 - 第13駆逐隊(駆逐)

8月12日:第2騎兵軍団がポートランドに到着。
8月12日:第2軍司令部がポカテロに到着。
8月15日:第14歩兵軍団がモハーヴェ砂漠に到着。
8月15日:第15歩兵軍団がモハーヴェ砂漠に到着。
8月15日:第13歩兵軍団がラスヴェガスに到着。

ラスヴェガス…世界的に有名なカジノの街。1931年にネバダ州では賭博が合法化され、さらにルーズベルト大統領のニューディール政策に基づいて、近郊にフーバーダムが建設されることになったため、大量に流入した労働者の落とす金で街は大きく発展した。

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2009年5月 8日 (金)

第23話 西海岸到達

6月12日:第1騎兵軍団がグレートフォールズに到着。
6月14日:第12歩兵軍団がウェーク島で上陸を完了。

史実では、中部太平洋における重要拠点の一つとして日米争奪戦の舞台となった。

現在は、民間の貨物機や小型機などの中継地、軍用機・旅客機の緊急着陸場として使われている。基本的には空港施設だけの島であり、港湾施設はない。もちろん観光施設の類は皆無で、定期航空路線もない。吉幾三の歌じゃないけど、「何にもねぇ」。

6月14日:第3騎兵軍団がビュートに到着。

6月15日:愛知航空機が「基本型輸送機」を開発。

ハーツオブアイアン架空戦記

6月15日:国内で中国(共産党)のスパイを発見して暗殺。
6月15日:国内で敵スパイを発見できず。

潜入されたら、摘発する。当然でしょ。

6月16日:我々は盧溝橋事件において “戦争をする余裕はない” と選択した。

正しくは “戦争できなくはないが、今やるのは面倒だ” を選択した。

6月18日:中国(国民党)のスパイが日本に潜入。日本と中国(国民党)の関係が外交問題の発生により悪化しました。

ハーツオブアイアン架空戦記

だからぁ、これ以上、悪化のしようがないというのに。

6月19日:第3軍司令部がグランドジャンクションに到着。
6月19日:第34歩兵軍団がグランドジャンクションに到着。
6月19日:第31歩兵軍団がグランドジャンクションに到着。
6月23日:第1軍司令部がフェニックスに到着。
6月23日:第1工兵軍団がフェニックスに到着。

6月23日:国内でソ連のスパイを発見して暗殺。

6月27日:パットン海底崖に展開中の我が軍の部隊が、輸送船7隻と護衛艦0隻を撃沈。

ハーツオブアイアン架空戦記

敵輸送船団への攻撃に戦艦を動員するというのも…ほとんどいじめ。

6月29日:第3騎兵軍団がアナコンダに到着。

7月1日時点、占領状況。

ハーツオブアイアン架空戦記

7月3日:第1騎兵軍団がミズーラに到着。

7月3日:ドイツは防共協定において “イタリアおよび日本と協定を結ぶ” を選択したとのことです。
7月3日:イタリアは防共協定において “協定に調印する” を選択したとのことです。

Hirota 広田外相

「我が国としては、いかがいたしましょうか?」

Hirohito 天皇陛下

「ここは付き合いでハンコ押しとくか。ソ連との関係が -10 とのことだが、どのみちソ連とは戦火を交えることになるだろうし……おっと、口が滑ってしまった」

7月3日:我々は防共協定において “協定に調印する” と選択した。

ハーツオブアイアン架空戦記

史実では、スペイン、ハンガリー、ブルガリア、満州国、汪兆銘政権も参加したそうだが、この世界ではどうなんだろうか。

7月4日:中国(国民党)が日本での中傷工作に失敗。

7月5日:第1艦隊がセバスチャンヴィスカイノ湾に到着。
7月5日:第9輸送艦隊がセバスチャンヴィスカイノ湾に到着。
7月5日:第5輸送艦隊がセバスチャンヴィスカイノ湾に到着。
7月5日:第4輸送艦隊がセバスチャンヴィスカイノ湾に到着。
7月5日:第1輸送艦隊がセバスチャンヴィスカイノ湾に到着。

7月5日:我が軍がサンディエゴで敵軍と交戦。
7月5日:サンフランシスコで敵部隊に空爆を開始。

ハーツオブアイアン架空戦記

いよいよ、陸海空から西海岸の拠点奪取に動く。
ということで、第1軍・第2軍・第3軍の混成部隊による一大上陸作戦決行。2日間の激戦の末に…

7月7日:第17歩兵軍団がサンディエゴで上陸を完了。
7月7日:第36歩兵軍団がサンディエゴで上陸を完了。
7月7日:第25歩兵軍団がサンディエゴで上陸を完了。
7月7日:第35歩兵軍団がサンディエゴで上陸を完了。
7月7日:第16歩兵軍団がサンディエゴで上陸を完了。
7月7日:第26歩兵軍団がサンディエゴで上陸を完了。

太平洋岸における米海軍の根拠地・サンディエゴを占領。

ハーツオブアイアン架空戦記

サンディエゴ…2000年現在の人口は約120万人。

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2009年5月 1日 (金)

第22話 ロッキー山脈へ

4月22日:第3軍司令部がデンバーに到着。
4月22日:第31歩兵軍団がデンバーに到着。
4月22日:第34歩兵軍団がデンバーに到着。
4月22日:第22歩兵軍団がデンバーに到着。

デンバー…コロラド州の州都で、2000年現在の人口は約55万人。地図画像を見てもわかるように、市域の外れからいきなりロッキー山脈がそびえている。

ハーツオブアイアン架空戦記

1995年に市の郊外に開設されたデンバー国際空港は、商用空港としてはアメリカ最大の敷地面積を有する。巨大空港として有名なダラス・フォートワース国際空港の約2倍であり、日本の成田国際空港と比較するとその広大さがよくわかる。

★デンバー国際空港(↓)

ハーツオブアイアン架空戦記

★成田国際空港(↓)

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ちなみに成田国際空港は、2004年4月1日に「新東京国際空港」から正式に名称変更がなされたそうな。知らんかった。

4月24日:第1騎兵軍団がビズマークに到着。
4月29日:第3騎兵軍団がラピッドシティーに到着。

4月29日:我が軍がディキンソンで敵軍と交戦。
4月29日:ディキンソンで敵部隊に空爆を開始。

機甲師団を率いて、またもや敗戦を積み重ねるパットン。いいかげん予備役に回してやればいいのに。

ハーツオブアイアン架空戦記

4月30日:第22歩兵軍団がスコッツブラフに到着。

5月1日時点、占領状況。

ハーツオブアイアン架空戦記

グレートプレーンをほぼ黄色(日本領)に染め、ロッキー山脈に分け入ろうかというところ。

5月2日:第21歩兵軍団がスコッツブラフに到着。
5月2日:第32歩兵軍団がスコッツブラフに到着。

5月2日:我が軍の艦隊がハワイ海嶺南部で敵艦隊と交戦。

実に2ヵ月半ぶりの海戦がハワイ近海で勃発。といっても、その兵力差は…

【日本軍】第3艦隊(小沢中将)
巡戦「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」(クラスⅡ)
軽巡「球磨」「多摩」「名取」「鬼怒」(クラスⅡ)

【米軍】第38艦隊(スターク中将)
第31・32駆逐隊

結果も当然…

5月3日:我が国がハワイ海嶺南部における海戦でアメリカ合衆国に勝利。撃沈された船は次のとおり。アメリカ合衆国 - 第31駆逐隊(駆逐)

5月3日:第3騎兵軍団がディキンソンに到着。

5月4日。

ハーツオブアイアン架空戦記

1936年4月22日、国民党が広西軍閥に宣戦布告して1年あまりで、広西軍閥は膝を屈した。確か開戦当初は広西軍閥優勢だったはずだが…。

「海南島に向けて敗走する広西軍」の図(↓)。

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2009年4月24日 (金)

第21話 スペイン内戦終結

3月16日:第24歩兵軍団がシーダーラピッズに到着。
3月16日:第2工兵軍団がシーダーラピッズに到着。
3月16日:第2軍司令部がシーダーラピッズに到着。
3月16日:第21歩兵軍団がシーダーラピッズに到着。

3月18日:イギリスで “大臣の逝去” が発生。

ハーツオブアイアン架空戦記

元蔵相・外相のオースティン・チェンバレン。ナチスに対する宥和政策で批判を浴びたネヴィル・チェンバレンは異母弟。

3月19日:三菱重工業が「後方地域車両修理工場」を開発。

ハーツオブアイアン架空戦記

詳細技術の項目を見ると、修理修正+20%はうなずけるのだが、航空基地生産ボーナス+10%はよくわからん。なんで?

3月20日:第30歩兵軍団がウィチタに到着。

3月20日:我が軍がデモインで敵軍と交戦。

デモインの戦闘で、第2軍主力部隊(杉山大将)と第3騎兵軍団(飯田中将)が「包囲」イベントを発生させた。敵将はまたしてもクレイグ大将。統合参謀総長、ガンバってルねぇ。

ハーツオブアイアン架空戦記

3月20日:我が軍がデモインにおいてアメリカ合衆国軍を破った。

3月21日:第13歩兵軍団がドッジシティーに到着。
3月23日:第1騎兵軍団がダルースに到着。
3月24日:第3騎兵軍団がデモインに到着。

3月25日:国内で広西軍閥のスパイを発見して暗殺。

3月28日:第13歩兵軍団がプエブロに到着。

4月1日時点、占領状況。

ハーツオブアイアン架空戦記

4月2日:スペイン(国粋派)がスペイン(共和派)を併合。

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●地図

ハーツオブアイアン架空戦記

●閣僚

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史実では1936年7月17日から1939年4月1日まで2年9ヶ月続いたスペイン内戦だが、この世界では1936年7月18日から1937年4月2日までのたった9ヶ月でケリ。

しかし、相変わらずフランコ将軍は、国家元首のフェレルや政府首班のアロンドに頭を抑えられて、陸軍総司令官どまり。この人たち、史実ではどういう関係だったのか、いろいろ調べてみたがよくわからん。

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2009年4月17日 (金)

第20話 アメリカ連合国参戦

前回の続きで、アメリカ(南部)連合国の閣僚。

ハーツオブアイアン架空戦記

国家元首のアール・ケンプス(ケンプ)・ロング。史実では、のちにルイジアナ州知事に就任。名門政治家の家系に生まれながら、無報酬で知事職を務め、常に大衆の側に立つ政治姿勢を貫いた高潔な人物である。その生涯は映画「ブレイズ」に描かれている。

政府首班のリチャード・ウェブスター・レチェは、アール・ケンプス(ケンプ)・ロングの前任のルイジアナ州知事。…ということは、国家元首と政府首班の立場が入れ替わったほうがいいのではないかと思うが…まあ、いいか。

2月5日:南部連合国は日本, 満州 と インドネシアの側に立ってアメリカ合衆国に宣戦を布告。

再び南北に分かれて同胞相食むこととなった北米大陸。合衆国の分裂を阻止しようとしたリンカーン元大統領の努力も、わずか70年あまりしか実を結ばなかった。

Roosevelt ルーズベルト大統領

「エイブ(リンカーンの愛称)、申し訳ありませぬ」

と膝をついて謝った…かどうかは知らん。

2月7日:第10歩兵軍団がロズウェルに到着。

2月8日 2300:我が軍の艦隊がメンデルスゾーン海山で敵艦隊と交戦。

【日本軍】第1艦隊(永野元帥)
戦艦「長門」「陸奥」(クラスⅢ)「伊勢」(クラスⅡ)
空母「赤城」「加賀」「龍驤」(クラスⅢ)
軽巡「最上」「三隈」(クラスⅣ)

【米軍】第5巡洋艦隊(カルブファス中将)
重巡「ノーサンプトン」「チェスター」「ルイヴィル」「ポートランド」(クラスⅡ)
軽巡「マーブルヘッド」(クラスⅡ)
第2・3・47駆逐隊

ひさびさに勃発した海戦。太平洋作戦展開中の第1艦隊が、カルブファス中将率いる米第5巡洋艦隊と遭遇。結果は…翌日の0400。

ハーツオブアイアン架空戦記

2月10日:南部連合国が我が国に軍の統帥権を委譲。

米本土(特に北東部)の治安維持のために、アメリカ(南部)連合国の部隊を動員することにした。

2月16日:第25歩兵軍団がマウイで上陸を完了。
2月16日:第35歩兵軍団がマウイで上陸を完了。

太平洋作戦、順調に進展中。

2月16日:第1騎兵軍団がグリーンベイに到着。
2月18日 0:第14歩兵軍団がアマリロに到着。
2月18日 0:第15歩兵軍団がアマリロに到着。
2月19日 5:第13歩兵軍団がイーニッドに到着。

2月21日 0100:我が軍の艦隊がメンデルスゾーン海山で敵艦隊と交戦。

【日本軍】第1艦隊(永野元帥)
戦艦「長門」「陸奥」(クラスⅢ)「伊勢」(クラスⅡ)
空母「赤城」「加賀」「龍驤」(クラスⅢ)
軽巡「最上」「三隈」(クラスⅣ)

【米軍】第5巡洋艦隊(カルブファス中将)
重巡「ノーサンプトン」「ポートランド」(クラスⅡ)
軽巡「マーブルヘッド」(クラスⅡ)
第2・47駆逐隊

ハーツオブアイアン架空戦記

同日 0500。

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2009年4月10日 (金)

第19話 アメリカ連合国独立

年が明けて、1937年1月1日現在の米本土占領状況。

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1月2日:中島飛行機が「基本型護衛戦闘機」を開発。

ハーツオブアイアン架空戦記

川崎 キ-38は、陸軍の指示のもとで川崎航空機工業が設計した双発(二つのエンジンを持つ)戦闘機の開発名称。キ-38は設計案だけで試作機の製作すら行われなかったが、この機体を原型として2式複座戦闘機「屠龍」が開発され、さらにそれは大戦末期に夜間戦闘機「月光」の登場へとつながっていく。

1月2日:第32歩兵軍団がリトルロックに到着。
1月4日:第31歩兵軍団がジョーンズボロに到着。

1月5日:国内でイタリアのスパイを発見して暗殺。

1月5日:フリントで敵部隊に空爆を開始。
1月6日:フリントで敵部隊に空爆を開始。
1月7日:フリントで敵部隊に空爆を開始。

ハーツオブアイアン架空戦記

フリントで復讐戦を開始。…って、いつの間にか、ここが合衆国の臨時首都になっとるではないか。

ハーツオブアイアン架空戦記

1月10日:第34歩兵軍団がパインブラフに到着。
1月10日:第3軍司令部がパインブラフに到着。

1月12日:東京工廠が「基本型騎兵師団」を開発。

ハーツオブアイアン架空戦記

今さら騎兵のバージョンアップに力を入れるのも如何なものかと思うが、この兵科の最終発展型である「航空騎兵」(要するにヘリ部隊?)を使ってみたいので…。

1月15日:第3騎兵軍団がケープジラードーに到着。
1月18日:第13歩兵軍団がロートンに到着。
1月18日:第1騎兵軍団がフリントに到着。
1月21日:第32歩兵軍団がフォートスミスに到着。

1月22日:山下奉文が「作戦的破壊ドクトリン」を開発。

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「絨毯爆撃」って言うと戦略爆撃を思い浮かべてしまうのだが、ここで実際に効果を発揮するのは戦術爆撃と対艦攻撃。

1月25日:第20歩兵軍団がミルウォーキーに到着。
1月28日:第13歩兵軍団がオクラホマシティに到着。

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2009年4月 3日 (金)

第18話 マッカーサー発見

12月1日時点の占領範囲。

ハーツオブアイアン架空戦記

東海岸を完全に制圧し、五大湖方面への進出を始めたところ。メキシコとの国境付近では、上陸部隊がいとも簡単に橋頭堡を確保し、西へ東へ支配地域を拡大中。

12月1日:第24歩兵軍団がインディアナポリスに到着。
12月1日:第23歩兵軍団がインディアナポリスに到着。
12月3日:第22歩兵軍団がエヴァンズヴィルに到着。

デトロイトに臨時首都を構えた米政府から二度目の和平提案。

ハーツオブアイアン架空戦記

Hirota 広田外相

「前回に比べれば譲歩の姿勢は見えますけど…ねぇ」

Hirohito 天皇陛下

「わが国としてはここで妥協する必要はまったくないな」

Hayashi 林首相

「では陛下、[辞退]ボタンを」

12月6日 1400:我が軍の地上部隊がジャクソンにてアメリカ合衆国軍機に空爆される。
12月6日 1400:我が軍はジャクソン上空にて敵の航空機と交戦。
12月6日 1900:我が軍の航空部隊がジャクソン上空でアメリカ合衆国軍を相手に戦って勝利。

激闘5時間(長いな)、長らく苦戦を強いられてきた空戦で初勝利をあげた。殊勲は福井少将率いる第2戦闘航空軍、機種は最新鋭の97式戦闘機である。

12月8日 23:仙台 ― コーパスクリスティ輸送船団(現在地はグアテマラ海盆北部)が輸送船5隻と護衛艦0隻を喪失。

またしても、スミス=ハットン少将率いる大西洋潜水艦隊にやられた。

実際にゲームを進行している時には、米本土攻略に集中していて輸送船団の被害から目を背けていたのだが、こうして改めて被害の実態を目の当たりにしてみると心中穏やかではない。対潜哨戒部隊を本気で活用しておくんだった。

12月9日:三井重工が「改良型工作機械」を開発。

ハーツオブアイアン架空戦記

詳細技術のところに「改良型溶接技術」って書いてある。

太平洋戦争突入前夜の造船において、鉄材の接合はカシメ(鉄と鉄の接合部分を熱したボルトで締め付ける)でやるもんだと思っていた。

調べてみると、日本では1930年竣工の駆逐艦「夕霧」の一部に初めてアーク溶接が用いられたという。

一度、アーク溶接を実際にやらせてもらったことがある。溶接棒を部材に接触させた瞬間、「バチバチバチッ」と派手に火花が飛び散り、あっという間に鉄に穴が開くのが遮光ゴーグル越しに見えた。もし人体の一部だったら、一瞬で溶解するんだろう。

12月10日:第12歩兵軍団がヒューストンで上陸を完了。

ハーツオブアイアン架空戦記

ヒューストン…先端医療の研究機関や航空宇宙産業で有名なテキサス州の街。メキシコ湾岸地域における経済・産業の中枢である。2000年現在の人口は約195万人。名前は、創設当時のテキサス共和国大統領で、サンジャシントの戦いで指揮を執った将軍サミュエル・ヒューストンに由来している。

1936年といえば、東テキサス油田が発見されて6年後。石油精製・石油化学産業の中心地として急成長を遂げている頃です。

12月11日。

ハーツオブアイアン架空戦記

世に言うところの「王冠を捨てた恋」。エドワード8世は愛する女性と添い遂げるために自ら退位を決意した。しかし、その女性はナチスのリッベントロップ(1938年2月から1945年のナチス崩壊まで外務大臣)と関係があったとか…。

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2009年3月27日 (金)

第17話 陛下のお怒り

11月15日:第24歩兵軍団がコロンバスに到着。

11月15日 2200:我が軍の艦隊がヴェネズエラ湾で敵艦隊と交戦。

【日本軍】第1艦隊(永野元帥)
戦艦「長門」「陸奥」(クラスⅢ)「伊勢」(クラスⅡ)
空母「赤城」「加賀」「龍驤」(クラスⅢ)
軽巡「最上」「三隈」「夕張」「北上」「長良」「木曾」

【米軍】シアトル艦隊(リーヴス少将)
軽巡「マーブルヘッド」(クラスⅡ)
第16・47駆逐隊

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11月16日 0200:我が国がヴェネズエラ湾における海戦でアメリカ合衆国に勝利。撃沈された船は次のとおり。アメリカ合衆国 - 第16駆逐隊(駆逐)

11月17日:第2騎兵軍団がウォータータウンに到着。

11月18日。

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11月18日:第1軍司令部がサンアントニオに到着。

11月18日 1800:我が軍が敵アメリカ合衆国軍艦隊の攻撃をブレイク海台にて受ける。

【日本軍】第3艦隊(小沢中将)
巡戦「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」(クラスⅡ)
軽巡「球磨」「多摩」「名取」「鬼怒」(クラスⅡ)

【米軍】第1戦艦隊(ニミッツ中将)
重巡「クインシー」(クラスⅢ)
第4・20・28・45駆逐隊

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くどいようだが、戦艦のいない“戦艦隊”で戦いを挑んできた身の程知らずどもをあっさりと返り討ち。この戦力差で戦いを挑むのは無謀のひとことに尽きる。

11月21日。

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Hoi2Wikiによると、J・A・プリモ・デ・リベラ・デ・エレディアという、舌をかみそうなほど長い名前の人物。それ以外は不明。

11月24日:第3戦闘飛行団が中島 キ-27 97式戦に改良。
11月24日:第4戦闘飛行団が中島 キ-27 97式戦に改良。

「97式戦闘機」は日本陸軍初の近代的単葉戦闘機である。1937年12月に制式化されて以降、中国戦線やノモンハン事件でソ連製の複葉戦闘機「I-15」「I-16」を相手に圧倒的な強さを見せた。

しかし、軽量構造を売りとしていたために機体強度が不足しており、過激な飛行(どんな飛行だ?)を行うと主翼にシワが発生する(!?)と言う問題が発生した。また、火力が弱く航続距離が短いと言う欠点もあり、特に航続力の不足は、海や密林を超えての長距離侵攻作戦が主体となる対米戦には致命的であった。

かくして、対米戦用に長距離戦闘機(1式戦闘機)の開発が急がれることとなったのである。

11月24日:第1輸送艦隊がヤップに到着。
11月25日:ヤップ兵団がウォレライで上陸を完了。
11月25日:第1輸送艦隊がウォレライに到着。

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南太平洋の島々に散らばっている守備隊をある程度、拠点に集約し、余剰兵力を米占領地の治安維持に投入する予定。

11月25日:プエルトリコ ― 仙台輸送船団(現在地はパナマ湾)が輸送船5隻と護衛艦0隻を喪失。
11月25日:コーパスクリスティ ― 仙台輸送船団(現在地は千島海溝南部)が輸送船2隻と護衛艦0隻を喪失。

状況を確認してみると…

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千島沖に敵潜水艦。

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パナマ沖にも敵潜水艦。やはりウルフパッキングの犠牲になったようだ。

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2009年3月22日 (日)

第16話 フィリピン参戦

11月1日現在の占領範囲。

ハーツオブアイアン架空戦記

11月3日:第21歩兵軍団がピッツバーグに到着。

ピッツバーグ…地理の授業では「鉄鋼の街(アイアンシティ)」として教わった記憶がある。その後、基幹産業としての製鉄業は衰退したが、ハイテクの街として生まれ変わり、 「アメリカで最も住みやすい街」のひとつとされているらしい。

ハーツオブアイアン架空戦記

11月3日:第1騎兵軍団がスクラントンに到着。

11月4日:サヴァナで暴動発生!
11月4日:我が国が領有していたサヴァナをパルチザンが奪取。

ハーツオブアイアン架空戦記

Hirohito 天皇陛下

「おい、南部でパルチザンが暴れるとはどーゆーことだ」

Hirota 広田外相

「はっ。目下、詳細を調査中でして…」

Hirohito 天皇陛下

「南北戦争の怨嗟を引きずる南部の民衆にとって、日本軍はある意味で北部からの解放者だろう。シャーマン将軍による“海への進軍”の悲劇を忘れたのか」

Okamura 岡村情報相

「そのあたりをふまえた上での宣撫活動が多少不足していたかと…」

Hirohito 天皇陛下

「起きてしまったことは仕方がない。早急に対処したまえ」

Kanin 閑院宮統合参謀総長

「御意!」

Wikipediaより
海への進軍…アメリカ南北戦争終盤期の1864年11月15日から12月22日にかけて、北軍のウィリアム・シャーマン将軍がアメリカ南部連合(南軍)の早期降伏を目的として、南部連合の中心州であったジョージア州のアトランタから南東約400キロ先の港町サバナまでの主要部を、50キロから100キロ幅で行った破壊進撃を意味する。これは非戦闘員を巻き込んだ最初の事例であり近代の総力戦のさきがけとなった。

11月4日:アメリカ合衆国は1936年のアメリカ大統領選挙 ― 史実どおりの結果において “フランクリン・D・ルースヴェルト(民主)” を選択したとのことです。

米国民、何という愚かな選択を…

11月4日:第2軍司令部がハリスバーグに到着。
11月4日:第2工兵軍団がハリスバーグに到着。
11月4日:第12歩兵軍団がモンペリエに到着。
11月4日:第22歩兵軍団がルイヴィルに到着。

11月6日:アメリカ合衆国のスパイが日本に潜入。日本とアメリカ合衆国の関係が外交問題の発生により悪化しました。

これ以上、悪化のしようもないはずだが。

Garner ガーナー副大統領

「ミスタープレジデント。本来であれば再選を祝うべきところですが、残念なお知らせです」

Craig クレイグ統合参謀総長

「東海岸が日本軍にほぼ制圧されました」

Standley スタンドレー海相

「誠に慙愧にたえませんが、わが合衆国艦隊も壊滅です。もはや日本艦隊と洋上決戦を行う戦力は残されていません」

Wagner ワグナー軍需相

「敵占領地の拡大にともない、わが国の生産力(実効IC)は、ICは開戦前の284から143に半減です」

Roosevelt ルーズベルト大統領

「要するに、もはや反撃の見込みはないということだな」

Hull ハル国務相

「とにかく我々は退避を続けながら、第三国を通じて講和の道を探りましょう。このままでは、わが合衆国は滅亡してしまいます」

そのとおり、この戦争の目的はアメリカ合衆国の解体です。

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